ハマヒルガオ(ヒルガオ科)
典型的な海浜植物の多年草で、砂質の海岸に茎をのばします。
日差しが強くなるころに花を咲かせ、夕方に花がしぼむことから
この名前がつきました。
焼野海岸(ソル・ポニエンテの東側砂浜)にハマヒルガオの
見事な群落が出現しています。
ウマノアシガタ(キンポウゲ科)
花を上から見ると、昔、馬に履かせていたゾウリに似ているところから呼ばれています。
竜王山のアスレチックの入口に大きな群落で咲いています。
5月17日ごろまで見ることが出来そうです。
平成23年5月8日(日)汗ばむ陽気のなか「有帆市まつり」が開催されました。
会場の有帆公民館では、恒例の芝居一座の公演や家族の似顔絵展、大型紙芝居、琴の演奏が行われました。屋外では、花や野菜の苗ものをはじめとした各種バザーがたち並び、多くの家族連れでにぎわっていました。
このおまつりは、別府八幡宮の御神幸と併せて行われる江戸時代から続く伝統行事で、まつりの運営から野菜や飲食物の販売など、全て地域の皆さんが中心となって行われます。
4月29日(金・祝)に今年も寝太郎まつりが盛大に開催されました。
このお祭りは、寝太郎踊り、寝太郎太鼓の演奏、寝太郎にちなんだ物産の販売など、商店街が寝太郎一色に染まり、当時千石船に大量のわらじを積んで寝太郎さんが厚狭に帰ってきたときのような賑わいを思わせます。
パレードでは寝太郎踊りを先頭に寝太郎権現さまやねたろう君が乗り込む千石船など約200名が商店街をねり歩き、厚狭駅前寝太郎像に到着すると参加者の総踊りが披露されました。
また、山口国体キャラクターちょるるもお祭りに参加し来場者を喜ばせていました。
コバノタツナミソウ(シソ科)
竜王山は海のそばにあり、コバノタツナミのように
海岸性の植物も多く見られます。
北斎の浮世絵に見られるくずれ落ちる波のようです。
特にオートキャンプ場上部の車道の山側斜面
100mに及ぶ群落は見事です。
5月10日ごろまでが見ごろです。
【アクセス】 JR厚狭駅より徒歩5分
妙徳寺古墳は、厚狭盆地を見下ろす丘に築かれた全長30メートルの前方後円墳で、今から1500年前の古墳時代中期に築かれたと考えられています。内部は、石棺を伴う竪穴式石室が1基あり、残存する人骨から女性が葬られていたと推定されています。古墳は、国道2号線バイパス建設に先立つ分布調査で発見され、平成2年発掘調査が実施されました。写真の首飾りは、めのう、翡翠、緑色凝灰岩製の勾玉と管玉で出来ており、主体部の石室から原配置を保った状態で出土したもので、当時の造形技術の高さをしのぶことができます。首飾りの他、精巧な文様がある鏡や壺などの出土品は、厚狭図書館の郷土資料館に保管されています。詳しい説明を希望される人は、事前に厚狭図書館(☎72-0323)までご連絡ください。