9月13日(木)産業観光ツアー「食・山陽小野田」が催行されました。
2回催行される「食」のツアーの1回目で、訪問先のおいしい食べ物のことを考えると自然と期待が高まります。
天気は良いものの、真夏に逆戻りしたような暑い日でした。
今回のエスコーターは、市食生活改善推進協議会副会長の三浦裕子先生です。
現在取り組んでおられる「元気いっぱい ねたろう食育プラン」の説明や、元気のりのり汁などの「ふるさとの食」レシピも紹介していただきました。
さて、ツアーの開始です。 最初に、「つねまつ菓子舗」を訪問しました。
ここでは、山陽小野田の銘菓「せめんだる」の製造工程見学と直営店「伝助」で買物をしました。
厳しい品質管理のもと、「せめんだる」が次々と出来上がります。
従業員さんのチームワークがすばらしいです。
工場のすぐ隣にある直営店 「伝助」 です。せめんだるの試食もさせていただきました。
他にもたくさんのおいしそうなお菓子があります。
一般のお客さんが次々と買いに来られていました。
次に、水産加工品工場の、「西海食品」を訪問しました。最新の揚げ物器を設置した調理部門と、低温での作業が必要な包装部門ではかなりの室温差があり、従業員さんの体調管理も大変とのことです。
コンビニのおでんセールで販売される具材もここで生産されるそうです。
ちなみに1番人気はウインナー巻だそうです。
工場の隣にある、「浜のてんぷら屋」で試食&買物です。
いろいろな種類の創作天ぷらがとてもおいしい直営店です。試食も全種類が用意されています。
やっぱり、揚げたては絶品です。 リピーターのお客さんも多そうです。
このあと、「海の家はら」で昼食です。新鮮なお刺身をはじめとした海のめぐみたっぷりの和会席料理に大満足です。
周防灘の美しい景色も料理に花を添えてくれます。
次々と出てくる料理にびっくりして、写真を撮るのを忘れてしまいました。すみません。
続いて、市内唯一の萩焼陶房である「大和松雁陶房」に向かいました。
窯元の先生の説明を熱心に聴いている参加者の皆さんです。
萩焼の湯飲みでお茶をいただきました。
ギャラリーではたくさんの美しい作品が展示・販売されています。 写真はその一部分です。
続いて、おのだネギ三昧で有名な、「グリーンハウス」を訪問しました。
エコファーマーの認定を受け、環境に配慮しながらネギの生産をされています。
道路の幅が狭くバスが入れないため、ネギの栽培場所まで歩いて移動しました。 暑かった(汗)
包装をおこなう部門での様子です。
室内は新鮮なネギの香りでいっぱいで、目が痛いほどでした。
全員にお土産をいただきました。ありがとうございます。
次に、「二井観光ぶどう園」に到着です。
名物ともいえる、ぶどうのソフトクリームが大人気でした。
ぶどうは今が旬とのことでした。写真のように たくさんのぶどうが実っています。
最後の目的地、県内唯一のワイナリーである「山口ワイナリー」に到着しました。
最初に工場長さんからの説明を受けた後、工場を見学しました。
写真奥にぶどうを栽培しているビニールハウスが見えます。
直売所でワインの試飲をさせていただきました。
たくさんの「山口ワイン」の中に、山陽小野田名産品に認定されている赤ワイン 「Asagi-浅葱-」 もあります。
お土産に何本ものワインを買われている方もおられました。
以上で本日のツアーは終了です。
山陽小野田の食を巡るツアーはどの訪問先も素晴らしく、山陽小野田の「食」の再発見ができました。
参加された方も満足されたと思います。
エスコーターの三浦先生をはじめ、みなさんお疲れ様でした。
催行が決定している2回目の「食」ツアーも楽しみです。
【アクセス】 JR厚狭駅を起点
JR美祢線は、明治38年、山陽鉄道により厚狭駅から大嶺駅までの区間、石炭を運ぶための路線として誕生しました。かつては、急行列車やオレンジ色のディーゼル機関車が牽引する石炭・石灰石の貨物列車が数多く運行されていましたが、次第にトラック輸送に切り替わり、現在では、厚狭駅から長門市駅を結ぶ全長46kmの単線の路線として普通旅客列車のみが緑の山々を縫って走る、のどかなローカル線になっています。
美祢線は、平成22年7月の豪雨災害で橋脚や線路の路盤が流出するなどの大きな被害を受け、不通になりましたが、沿線住民をはじめ、JRや県、本市や美祢市、長門市の努力により平成23年9月に運行を再開し現在は通常どおりに運行しています。
美祢駅からはアンモナイト号バスに乗って秋吉台を訪れたり、長門市まで足をのばして金子みすゞの足跡を巡ったり、近くは湯ノ峠駅そばの温泉を訪れたりすることができます。復活した美祢線に乗って、車窓からの美しい景色を眺めながら、のんびり旅をしてみませんか。