今年はアサギマダラの南下が早くも始まり、竜王山に姿を見せ始めました。
アサギマダラはマダラチョウ科で、沖縄方面と日本を行き来する渡りチョウです。
竜王山で最初に見たのは2008年。
2010年から、自生するアサギマダラが好む植物
(ヒヨドリバナ・サワヒヨドリ・サケバヒヨドリ)の
種を採取し、その苗を本山小学校6年生が「アサギマダラ
おいでませ作戦」と称し、1000本近く植えています。
現在はアサギマダラの翅にマーキングを行い飛行ルートをチェックしています。
3年前に、5日後に長崎市で再捕獲されました。
10月初旬にピークを迎えます。
是非竜王山にいらっしゃいませ!
別名ヤクモソウ(益母草)。
メハジキの茎を短く切って上下のまぶたに挟んで目をつぶると、茎が遠くに飛びます。
子供が遊ぶこの様子から“目弾き”といいます。
またヤクモソウは産後の止血に使われたことから“益母”といいます。
自生地は日本全土の野原や道端。
高さは0.5~1.5m。
竜王山ではもみじ谷の上から2つ目の階段脇に咲いています。
江戸時代の「大和本草」などにこの名が記載された。
煎じて飲むと下痢がぴたりと止まるという。
この事例をもとに「現の証拠」の名がついた。
緑の草地に赤紫色の1.5cm花が良く目立っている。
別名ジイソブ。
根が朝鮮人参に似ており、朝鮮人参の偽物として出まわったことがある。
竜王山では中腹の旧トイレ裏辺りに多く見られる。
花冠は3cm前後。内部は褐色で柱頭など美しい。
蔓性で支柱を施さないと綺麗に見れないことがある。
「種」を、カラスが食べるゴマに例えたものという。
初秋になると可愛い花が竜王山頂上の手前、
ヘアピンカーブ手前斜面の所にだけ現れる。
花の直径が1.5cm前後で黄色の花を咲かせる。
分布は本州、四国、九州。
別目「ハンゲ」。ハンゲは半夏の漢方での呼び名。仏炎苞を柄杓に似立てた。
竜王山の園路の脇で数ヵ所見れる多年草。花茎の高さは20~30cm。
花序の付属体は、仏炎苞の先に糸状に延びている。ムサシアブミと同様である。
花と茎は葉と同じ緑色でよく見ないと見落とすことがある。
発見の喜びがある。