50 菩提寺山の磨崖仏 2011年9月

 

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昭和55年8月に「日本最古の磨崖仏発見か!」と話題になった菩提寺山の磨崖仏。この磨崖仏は、自然の花崗岩の岩肌に彫られた石仏で像高316cm、蓮弁の台座は、70cmの大きさがあり、西北西の方角を向いています。玉子形の大きなお顔には、ゆるやかに弧を描く髪際の額中央の白毫(びゃくごう)、ふっくらした頬、両耳に耳飾りをつけ、太い鼻と細い横一線の両眼をもち、口はヘの字に堅く結んで刻まれています。肩幅が広く、右手は体に沿って垂らし、左手は蓮華を挿した水瓶を持ち上げています。両脚は少し開いて立ち、体は衣のやわらかな襞に包まれています。近年、磨崖仏の調査が行われましたが、奈良時代か昭和時代か製作年代の特定には至りませんでした。しかしながら、優れた石仏には違いありません。みなさんいつ誰がどんな思いで石仏を彫ったのか考えながら磨崖仏を見学してみてはいかがですか。

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