65 塚の川古墳 2012年12月

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【アクセス】 

 赤崎神社前バス停より徒歩3分

 

 

 

 

 

 

 

 

 

竜王中学校の北側に位置する市指定文化財「塚の川古墳」は、古墳時代後期の6世紀末に築かれたものです。当時は、竜王山南麓一帯で須恵器の生産が活発に展開されていた頃で、この地方を掌握した豪族とその家族と考えられる被葬者は、須恵器の生産集団の統率者であったと推測されます。墳丘は直径約15m、古墳全体の直径は約27mあり、県内で、発掘された古墳の中でも大型の円墳の1つといえます。内部に設けられている石室は、横穴式石室と呼ばれるもので全長が8.1mあり、玄室・前室・羨道からなる複室構造となっています。1人のために造られた古墳とは違い、一族の追葬が可能な構造となっているところに、この古墳の特徴があります。

 「塚の川古墳」は、平成3年に園路や東屋などの周辺整備が行われ古墳公園となりました。車道から離れて静かに佇んでいるこの古墳に立ち、竜王山を眺めながら千数百年前の須恵器を作る人たちの姿を想像すると、とても感慨深いものがあります。

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