66 鴨橋 2013年1月

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 JR厚狭駅在来線口から商店街を東に行くと、厚狭川を渡る鴨橋があります。古くから交通の要衝として利用され、付近には豊臣秀吉が九州に出陣するときに立ち寄ったとされる枕流亭や旧山陽道沿いに宿場や商店街が立ち並んだ厚狭市もあったとされ、歴史的にも興味深い場所と言えます。

 その昔、少し下流の位置に水量の少ない時期だけ板の橋が架けられていましたが、明治4年に常設の橋が架けられ、鴨神社にちなんで「鴨橋」と名付けられました。現在のコンクリート製の橋は昭和2年に架けられましたが、このたび川幅の拡幅工事に伴い、水害に強い橋にするため今年から架け替え工事が始まることになりました。

 以前は橋げたの周りで子どもたちが泳いだり、魚釣りしたりする姿を見ることができ、最近では鯉に餌を与える人の姿もよく見かけるなど、鴨橋は86年間もの永きにわたって人々に親しまれてきました。現在の鴨橋がなくなるのは少し寂しい感もありますが、橋を利用してきた私たちの記憶には永く残ることでしょう。

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