82 妙徳寺の涅槃図 2015年2月

妙徳寺 涅槃図.jpg





【アクセス】小野田ICから車で約15分




 
 
 涅槃図(ねはんず)とは、お釈迦様が亡くなられたとき、人間だけでなく数多くの動物が集まって、お釈迦様とのお別れを悲しんだ様子を絵画で表したものです。
 旧暦の2月15日はお釈迦様が亡くなられた日とされ、この日に合わせて涅槃図を飾りお迦様を偲ぶ法要「涅槃会」が執り行われます。市内野中の妙徳寺では、2月9日㈪から15日㈰までの9時から17時の間、涅槃図を一般に公開しています。
 同寺の涅槃図は、今から350年前の寛文5年(1665年)に厚狭毛利家家老 井上長兵衛の奥方を中心に檀家が浄財を募って、奉納寄進したものです。作者は不明ですが、落款から狩野派の絵師によるものではないかと推測されています。沙羅双樹の木の下に金色に輝き、頭を北に向け横たわるお釈迦様を、弟子や動物たちが取り囲んで泣き悲しんでいる様子が、細かく色鮮やかに描かれています。
 この素晴らしい涅槃図をみなさんも拝観されてはいかがでしょうか。

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