94 汐止記念碑

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 汐止記念碑は、萩藩の直営事業である高泊開作築立に際し、最初に設けられた樋門があった
場所にあります。
 高泊開作の経過を詳しく記録した「高泊御開作新田記」によると、寛文8年(1668年)
7月に横土手を築き、ようやく排水門が完成した矢先、大風雨により樋門は流され、付近の土
手が崩壊しました。高泊開作の工事にあたった船木の代官・楊井三之允は大変落胆しますが、
萩藩の励ましもあり気を取り直し、工事を続けます。11月にようやく完成しますが、再び大風
雨と高潮に襲われ、またもや土手の一部が崩壊します。
 失意の中、三之允は2度の崩壊は自身の神への信心が足りなかったからと反省し、高泊神社
を造営します。そしてついには強固な樋門を完成させ、12月に無事汐止めを行い、事業を成し
遂げました。

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