ツルニンジンが咲き始め、サワヒヨドリの蕾が膨らんできました。

 

ツルニンジン(蔓人参)は根が朝鮮ニンジンに似ていることからこの名がつきました。

別名の「ジイソブ」は爺さんの顔のシミに見立てています。

花冠は3cm前後。今年、群生地に850本の支柱を立てましたが途中に枯れた個体もあります。

専属のハチが盛んに訪花しています。

旧アスレチック下北側にあります。今月末まで見ごろです。

アサギマダラは間もなくです…


この時期になりますと、秋の気配が感じられます。竜王山も少しづつ秋の賑わいを見せて来ました。 

 

クサギ(臭木)は葉や茎に悪臭があるためこの名がつきました。

若葉は山菜に果実は草木染に根は薬用になるようで有用な植物です。

秋に果実は紺色にガク片は赤の星形になりメルヘンの世界へ誘います。

鑑賞用にもなりパリでは街路樹に植えられています。

来月初旬ごろまで車道脇などで見られます。

秋の山野草が咲いて来て賑やかになりつつあります。


この時期の竜王山は花が少ない時期ですが、その中でひときわボタンクサギが目を引きます。

別名ベニバナクサギといい、原産は中国南部です。

いつの頃から観賞用として栽培されていましたが、竜王山では野生化して2ヶ所で群生地しています。

キャンプ場上部車道傍などに説明板があります。小さな花が半球状に集合しています。

この花は大型のチョウであるクロアゲハの仲間だけが訪花します。

吸蜜時、頭が下がりお尻が上がる様は観ていて愉快です。

まだ暫く見られます。

 

 


有帆川の山陽本線鉄橋上流側右岸にハマボウが咲き誇っています。

花茎が約5cmのい落葉低木です。

西日本、九州を中心にありますが、河口、内湾、汽水域に自生します。県の絶滅危惧種Ⅱ類に指定されています。

市内では渡場港にもあります。

5枚の花弁が螺旋状になっており、中心部は暗赤色。オクラの花と大変によく似ています。

一日花で翌日にはオレンジ色に変色し昼頃落下します。

見ごろは今月中です。


今、ウバユリが見ごろとなっています。

もみじ谷は県内最大級の群生地。今年は「百年への森」の入口から稜線間も見事に咲いています。

花が咲くころ葉(歯)が無くなるところから“姥百合”と呼ばれます。

ウバユリは長さ15~20cm、花茎は7cm前後で大型の花です。

この付近を歩くとほのかな良い香りがしますが、夜の方が強くなります。

 


竜王山に本格的な夏を告げるコオニユリが咲き始めました。いたる所で咲いていますが、頂上駐車場50m手前の西側斜面が良いでしょう。

花弁を赤鬼の顔に見立て、オニユリより小型なのでこの名が付いたようです。オニユリはムカゴあります。間もなく空の青が濃くなります。

 


ヒメボタルで賑わった竜王山、この時期山野草も本格的な夏の花に備えている中で、気を吐いているのがオカトラノオ。花穂(1015cm)を虎の尾に見立ててこの名がつきました。

竜王山では群生地がいくつかありますが、キャンプ場上の車道を右に大きく曲がった先の斜面は見事。面白いのは皆同一方向に咲いていることです。コンパスを当てたら北向でした。なぜだろう・・・?。見ごろは中旬まで。


 

初夏となりました。竜王山の新緑が眩しい中でビオトープ(赤崎登山口)ではコウホネが彩を添えています。

白くて太い地下茎はヒトの背骨に似ています。大きさは子供の手首くらいあるでしょう。花の直径は4~5cmくらい。花も葉も水面より立ち上がります。

漢方では“川骨”といい、強壮、妊産婦の回復に効能があるようです。今月いっぱい楽しめるでしょう。

 


竜王山登山道の赤崎登山口付近にあるビオトープでミツガシワの開花が始まっています。

名前の由来は“三柏(みつがしわ)で楕円形の3小葉があります。自生地は寒冷地や高山の湿地や沼で、氷河期の生き残りと考えられています。

竜王山ではビオトープに移入したもので、珍しい植物です。約1~1.5cmの花は中旬ごろが見ごろとなります。

 


別名はジゴクノカマノフタ。薬草で咳、解熱などの薬効が

あり、これを飲むと病気が治まり地獄の窯の蓋が閉まるという。

日当たりの良い車道の脇でロゼット状で咲いています。

中旬あたりまで見られるでしょう。これから山野草が賑やかに

なります。