縄地ヶ鼻は、古くは周防灘に突出した半島状の山塊で、半島海岸に現存する岩礁は、日本列島の誕生を解明する貴重なものになっており、約800mの砂浜と岩礁の海浜部では、塩生植物群落や海岸沿線植物が見られるなど豊かな自然環境を形成しており、貴重な海岸の動物や植物の生息地となっています。
縄地ヶ鼻公園は、大地が創り出した貴重な岩礁や、その豊かな自然環境を形成する植物の保護と保全を基本理念に整備され、芝生広場、岩礁の広場、バーベキュー施設、約20,000本のスイセンや約2,000株のカンツバキなどが咲き、散策や野外レクリエーションなどを楽しむことができます。